Category: 植物園・家族・連休

新製品の開発や生産方法の改善など

新しい技術の開発は、科学的知識の応用や経験的な蓄積をもとに進められるが、通常、その過程は、工業的研究industrial researchの段階と、研究成果に基づいて小規模な生産を試み、それを工業的生産の規模にまで拡大して実用化にこぎ着ける開発developmentの段階に分けることができる。

「研究・開発」(R&D=Research and Development)とは、こうした技術開発を目的とした基礎的研究から技術開発に至る過程をいう。

工業的研究は、生産方法や製品の品質・性能などに関する新しい概念・アイデアを生み出し、それについての研究が行われる基礎的研究の段階、具体的な製品や製法として応用できるか否かを検討するために行われる応用的研究の段階などから成り立っている。

植物園は研究室・実験室、生きた植物を

展覧に供する花壇・庭園・温室・冷室、研究・展覧用植物の増殖・試植あるいは系統保存用の圃場(ほじょう)・苗床(びょうしょう)・温度調節室、栽培管理室、種子貯蔵室があり、さらに、「押し葉標本」などを収納・管理・研究するハーバーリウムherbarium、植物学に関連した文献を網羅したライブラリーが付置されている。

組織としては、研究者から選出される園長、植物分類学・園芸学などを専門とする研究者、生きた植物、ハーバーリウム、ライブラリーのそれぞれについて管理上の責任をもつキュレーターcuratorとよばれる研究者、それらの業務を支える多くの技術職員と事務職員を擁している。

研究者は大学や大学院の教育に携わっているほか、植物園で大学院生を受け入れ、教育を行っているところも多い。さらに、植物の栽培・管理に携わる技術者の養成を行っているところもある。

物園の設置形態はさまざまであるが、世界の一流の植物園は国立または大学付置で、純然たる民間の植物園は営利を目的としたもの以外には少ない。